〜 われらターゲット世代w 〜
 
スキージャンプ・ペア
映画「スキージャンプ・ペア」鑑賞。

スキージャンプ・ペアに心血を注いだ原田一家の物語をNHKドキュメントと決勝生中継をテレビ放送パロディ仕立てにした作品。映画なのに画面が終始4:3なのが凝ったつくり。ほぼ実写と表現しておこう。
甥っ子洋平君の生い立ちも分かります。そして、意外にもアントニオ猪木がこの世界で超重要な要素であったことが判明w

客層は、「コアラ課長」に比べるとフツウの人が多いという印象。「シュールだ!」って大喜びして観ている人がいたけど、もうこの時点でこの作品のシュールさはなくなってしまっていると感じた。要するにツッコミどころも求められるツッコミ方にも変化球なし。シュールという概念では、ツッコミどころを用意しておきながら「どうやって?」という、それでいてそれを客も皆理解しているという「コアラ課長」の方が凄かったかな。

アントニオ猪木の起用の仕方もすばらしく、決して嫌いではないのだが、スピンオフ的で説明的な要素が強く、通常のCG作品だけを観る方が、キレもシュールさも良いのではないかなあと思った。

ゆきゆきゆき
【2006.02.01 Wednesday 11:59】 author : つん
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コアラ課長

前日にその存在を知った映画「コアラ課長」を観に行った。
「えびボクサー」「いかレスラー」に続く作品。
初日ということで、ユーカリキャンディのおまけと舞台挨拶つき。
レイトショーの上、大雨だったにも関わらずなんと満員。

(・e・)

舞台挨拶は、河崎実監督、野村宏伸、エリローズ、黒田アーサー、コアラ課長、ウサギ社長、カエル店長ら。

日韓合作風サイコアラ・ホラーということですが、まあシュールというか何と言うか、確信犯的なB級映画です。従って、常識的な観点でのツッコミどころがわざわざ作りこまれていたりします。
私は中盤、テンポ的に非常にたるいなあと感じたのですが、これも元ネタがあったのでしょう。パロディ(もしくはオマージュ)も満載だったらしいんですが、マニアックすぎて判りません。これは、どこかでみたようでオリジナリティ、個性バリバリです。
観衆もまた、初日にわざわざ足を運ぶ人達な訳で、上映後も誰が素直にツッコむでなく「これで良いのだ」空気。河崎信者にいたっては「基本パターン」と評する声すら聞こえてきた。

概して、面白かったのですが、マニアックすぎて万人にオススメはできません。

(・e・)

あとで考えて思ったのは、日常から一気に非日常へと引きずり込み、テコ入れ方向転換を繰り返し、デマウンチク、中だるみなんかもあったあと、回想、格闘、ツンデレ、友情の芽生え、大団円と畳み掛けるパターンは、ジャンプ漫画に通ずるなあと。
連載しているうちはテキトーに気にならなかった矛盾を単行本で読んで「最初のテーマどこ?」っていう感覚を非常によく表現できている。

ホットステーションホットステーションホットステーションホットステーション
【2006.01.14 Saturday 11:59】 author : つん
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大停電の夜に UNTIL THE LIGHTS COME BACK

その昔、原田知世は吉川晃司の大ファンで、自分のアルバムに「葡萄畑の走り方」って曲を提供してもらったなどということを憶えている人ももうあまりいないのかなあ?
この映画、私の好きなその吉川晃司やら原田知世やらが出るという予備知識しかなかったのです。
どこも上映を終えてしまっていて、残っていた丸の内ピカデリーへ「やっぱり観ておこうかな」ぐらいのモチベーションで行ったのです。

上映館が限られているためか、来場者も多くあまりよい席も残っていないとのこと。すると考えることは一つ。今はどこもシネコンばかりになってしまっていて、大きなスクリーンで見れるのはマリオンに来たときぐらい。そこで迷わず前の方の席にしました。
私は大きなスクリーンを、ちょっと不自然なぐらいの首の角度で見上げて見ることが時々非常に恋しくなるのです。
この不自由さは、今やお金を出さないと経験できないw

結論から言うと、この映画やっぱり観ておいて良かった。

映画は、木戸晋一(豊川悦司)がBill Evansの「Waltz for Debby」のレコードに針を落とすところから始まります。当然流れるのは1曲目「My Foolish Heart」。のっけから、雑音のない広い空間で大音量でScott LaFaroが聴くことができたことに感動です。
「Waltz for Debby」は、私にとってとても大切なアルバムで、無人島盤とも言えます。
そして、この映画もまた、終始このシチュエーションをフィーチャーします。

さびれたジャズバー「Foolish Heart」のマスター木戸晋一は、流行らない店で毎日、弾かれることのないウッドベースを磨いています。彼はかつて恋人をおいてニューヨークへ渡ったベーシストです。成功の兆しが見えた頃、彼女をニューヨークに呼びましたが、彼女は来なかった。そして情熱を失った男はベースをおいてしまう。未練のように、待つように、いつか情熱が戻ることも賭けであるかのように用意しながら。

大鳥銀二(吉川晃司)は、服役とともに女に愛想を尽かされたヤクザ。裏切った女を
「許せネェ!。。。けど惚れてる。。。」
吉川晃司のことを「変に格好つけているからキライ」と言う人がいる。でも格好つけているところがズレているのか、ズレ方がカッコイイのか、そこがカッコ良いと思うのですwそして、すごく良い歳の取り方をしている。以前では絶対にやらなかったようなことでも、メディアですんなりやって見せるようになった。
そして、私はサンタクロースがグラサンを掛けているのを知ったとき、思わず涙してしまいましたw

この作品、デートムービー的な割には、BGMとしておしゃれだという理由でジャズを起用しているようではなく、非常に「Waltz for Debby」というアルバムへの愛情を感じます。
劇中、佐伯静江(原田知世)は、「My Foolish Heart」の鼻歌を歌いますし、木戸晋一(豊川悦司)による同曲のベース演奏もあります。

パンフレット内のキャスト紹介には、このようなアソビ心もw




そして、イブの夜は私もグラスを傾けながら、「Waltz for Debby」を掛けてベースを抱えているのかなあと。。。

星星星星星
【2005.12.17 Saturday 23:59】 author : つん
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